対訳と段階別リーダー、英語学習にはどちらがいいか

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原文に手が届かないA2までは段階別リーダーが正解です。B1からは対訳のほうが良い。本物の本を読み、各文の下の訳が取りこぼしを拾い、実際に書かれた英語を学べるからです。

助けについての二つの考え方

段階別リーダーは、本を限られた語彙、ふつう1,000語から2,500語と、短い文で書き直したものです。簡単に作られたから簡単なのです。対訳は本に手を触れず、横に訳を置きます。文章は作者が書いたとおりに難しく、助けは求めたときに来ます。

どちらも古い方法です。段階別リーダーは教室での多読の伝統から、対訳はラテン語やギリシャ語を学ぶのに使われた二言語版から来ています。

段階別リーダーが勝つところ

B1より下では原文が遠すぎます。A2でディケンズの対訳を読めば、英語の飾りがついた翻訳になり、読者は結局自分の言語を読んでいます。そのレベルの段階別リーダーなら、本当に英語で読めるページがまるごと手に入り、それがほかの何にも作れない習慣と速さを作ります。

語彙が固定されているのも利点です。同じ1,500語が何度も戻ってきます。初心者にとってはその反復こそが目的です。

対訳が勝つところ

B1から天秤は逆に傾きます。段階別リーダーは新しいものを与えなくなります。語彙は上限つき、文体は平板、物語は型に合わせて切られています。対訳は作者の文、本来の語彙の幅、書き直しでは残らない格とリズムを与えます。訳は取りこぼした一割を拾い、読んでいる九割は本物の英語のままです。

はっきりした目的のある学習者にとって大事な、二つ目の利点があります。本が本物だということです。書き直されたオースティンを読んでも、オースティンの準備にはなりません。訳つきでオースティンを読めば、なります。

良い対訳に必要なもの

ページ単位ではなく文単位の対応。英語のページと訳のページが向かい合っていると行を探すことになりますが、文の下に訳があれば確認は一秒です。書かれた文が話された文になるための音声。そして、欲しくなるまで訳を視界から外しておく仕組み。楽な列を読みたくなる誘惑は本物だからです。

Booklernはこの三つを軸に作られています。どの文にもすぐ下に訳があり、どの文章も音声で聞け、どの名作も最初の数章はアカウントなしで開けるので、すでに知っている本でこの方法を試せます。

実践的なルール

段階別リーダーは、シリーズの最上級を楽に読めるまで使ってください。そのあとはA2とB1の短い原作の対訳に移り、戻らないこと。助けを借りて本物を読めるようになった瞬間が、簡略化された本があなたの時間に値しなくなる瞬間です。

本物の本で試してみる

ライブラリのどの名作でも開けます。最初の数章はアカウントなしで無料、各文の下に日本語訳、音声と辞書つきです。

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